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全国秘宝館・珍宝館ガイド

category - 秘宝館
2019/ 03/ 03
                 
全国秘宝館・珍宝館ガイド
→展示室案内(INDEX)



全国秘宝館・珍宝館ガイド
元祖国際秘宝館内部C

 仮にも「珍宝博物館」を名乗る上は、その名称のもととなった存在についても触れておかねばなるまい……。

 それにこれ自体、我が国における一時代(昭和後期~平成初期)の性文化を象徴する資料といえるかもしれない。

 ということで、現在は相次ぐ閉館により激減しているものの、それでもまだ全国に生き残っている秘宝館・珍宝館および類似施設をご紹介。

 さらに国内ばかりでなく海外の有名な類似施設もご案内。

 (※当サイト管理人の知り得たものに限る。他にもご存知の方はぜひぜひお知らせください)

 加えて、現存はしないが秘宝館・珍宝館を語る上でかかせない歴史的施設についても軽く触れておこう。

 その前に基本情報……

秘宝館・珍宝館とは?

<概要>

 「人間の性愛(動物の性を含むこともある)」について、歴史的な資料やマネキン、蝋人形、映像や機械装置などを用いて展示を行う娯楽を目的とした施設のこと。

 ヨーロッパではセックスミュージアム(sex museum、Musée de l'érotisme)、エロティックミュージアム(erotic museum)などと呼ばれ、近年(21世紀以降)は中国をはじめアジアにも広がりを見せている。

 大きく分けて、人形や機械仕掛けを主にした「エンターテイメント系(アミューズメント系とも)」と、蒐集した性愛文化に関する文物を展示する「コレクション系」がある。

 国内のものは性文化を楽しむ目的ばかりでなく、それが全盛であった昭和の時代の雰囲気が味わえる今や貴重な場所、あるいはB級スポットとしても、アンダーグラウンドやサブカルチャーを好む人々に密かな人気である。

<歴史>

 本邦では1969年に開館した徳島県の「男女神社秘宝館(※2017年閉館)」に始まり、その後、より大規模で本格的な伊勢の「元祖国際秘宝館(※1972開館。2007年閉館)」を皮切りに、団体旅行が盛んであった1970年代後半~80年代に全盛を迎え、各地の温泉地などに数多くの類似施設が乱立した。

 しかし、その後の団体旅行の減少や性的コンテンツの多様化、性表現に対して厳しくなった社会の変化などからその多くが廃館に追いやられ、現在では全国でも数館が残るのみである。

 傾向としては。規模の大きなエンターテイメント系秘宝館は軒並みなくなり、娯楽重視のものでも中規模のもの、また、コレクション系の小規模なものが生き残っているように見受けられる。

 そこには、資料を陳列するコレクション系に比べ、機械仕掛けや等身大人形によるジオラマのような展示を行うエンターテイメント系は多額の運営費がかかることも大きく影響しているのだろう。

 また、なぜか静岡県と群馬県に秘宝館が多く残っていることは、何かそういう土地柄なのだろうか?

 こうした日本国内の状況とは対照的に、海外、特にアジアではエンターテイメント系の秘宝館類似施設が絶賛増殖中である。


→ ◎今はなき歴史的秘宝館

→ ◎現存する秘宝館・珍宝館(国内)

→ ◎海外の秘宝館類似施設

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