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珍宝博物館- Sexual Treasure Mueum -
category - 未分類
2019/
03/
01珍宝博物館(レセプション)
→展示室案内(INDEX)へ
ようこそ、珍宝博物館へ!
〈はじめに〉
世に「秘宝館」や「珍宝館」と呼ばれるものが存在する。
いわゆる「人間の性愛(あるいは動物の性)」について、歴史的な資料やマネキン、映像などを用いておもしろおかしく展示を行う娯楽を目的とした施設である。
ヨーロッパではセックスミュージアム(sex museum、Musée de l'érotisme)、エロティックミュージアム(erotic museum)などと呼ばれており、21世紀以降は中国をはじめアジアにも広がりを見せているらしい。
本邦では1969年に開館した徳島県の「男女神社秘宝館(※残念ながら現存せず)」に始まり、団体旅行が盛んであった1970年代後半~80年代に全盛を迎え、各地の温泉地などに数多くの類似施設が乱立した。
しかし、その後の団体旅行の減少や性的コンテンツの多様化、性表現に対して厳しくなった社会の風潮などからその多くが廃館に追いやられ、現在では全国でも数館が残るのみである。
さて、そんな秘宝館・珍宝館の栄枯盛衰はともかくも、これらの施設があくまで〝娯楽を目的とした〟ものであるのに対し、本サイトは大まじめに「人間の性愛」という事象について人文科学・自然科学的に扱う、まさしく〝SEX MUSEUM〟と呼ぶにふさわしいWeb上のミューゼアム(博物館)を標榜するものである。
(※ちなみに「秘宝博物館」では、一般的な意味での〝秘宝〟を扱っているように誤解されかねないので名称は「珍宝博物館」とした)
欧米において〝性の革命〟が起きてより早や半世紀以上……
にもかかわらず、海外ではすでに立派な美術の一分野とされている「春画(※江戸時代のポルノ的浮世絵。大英博物館でも大々的な展覧会が催された)」の展覧会でさえ数年前にようやく実現されるなど、我が国においては「性愛」に対する偏見がまだまだ頑強に残っている。
しかし、考えてみてほしい。
「性欲」は食欲・睡眠欲と並ぶ人間の三大欲であり、生物として最重要の子孫を残すために不可欠な要素であり、人間という存在を語る上で欠かすことのできない大切な要素である。
「最近の若者の性は乱れている…」などと偉そうにのたまう輩もいるが、はっきり言ってそれは歴史を知らない無知なる者の妄言である。
「昔はもっと貞節で慎ましかった…」というのはごくごく近年、戦前のわずかな時間の限られた階層の人々の間での話であり、ずっと昔からそうであったかのように信じているのはまさにファンタジー。例えるならば、「ピラミッドは宇宙人が造った」というのとレベル的には同等である。
ちゃんと歴史を紐解いてみれば、江戸時代はむしろ今とは比べものにならないくらいに性におおらかで性愛文化の爛熟期であったし、近代以降もずっと後の時代まで、農村部や商家の内部では〝夜這い〟の風習が残っていたし、〝乱交〟と呼べるような奇祭が行われたりもするのだ(※それについては当サイト内の「日本性愛史」参照)。
だからこそ、当サイトでは大いに「性愛」について偏見なく語り、長い年月、人類が築き上げてきたこの「性愛」という文化についての理解を深めようと思う所存である。
Twitter: @tougenkyojin2em ※「桃源郷人Deuxieme」名義で呟いてます。
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〈はじめに〉
世に「秘宝館」や「珍宝館」と呼ばれるものが存在する。
いわゆる「人間の性愛(あるいは動物の性)」について、歴史的な資料やマネキン、映像などを用いておもしろおかしく展示を行う娯楽を目的とした施設である。
ヨーロッパではセックスミュージアム(sex museum、Musée de l'érotisme)、エロティックミュージアム(erotic museum)などと呼ばれており、21世紀以降は中国をはじめアジアにも広がりを見せているらしい。
本邦では1969年に開館した徳島県の「男女神社秘宝館(※残念ながら現存せず)」に始まり、団体旅行が盛んであった1970年代後半~80年代に全盛を迎え、各地の温泉地などに数多くの類似施設が乱立した。
しかし、その後の団体旅行の減少や性的コンテンツの多様化、性表現に対して厳しくなった社会の風潮などからその多くが廃館に追いやられ、現在では全国でも数館が残るのみである。
さて、そんな秘宝館・珍宝館の栄枯盛衰はともかくも、これらの施設があくまで〝娯楽を目的とした〟ものであるのに対し、本サイトは大まじめに「人間の性愛」という事象について人文科学・自然科学的に扱う、まさしく〝SEX MUSEUM〟と呼ぶにふさわしいWeb上のミューゼアム(博物館)を標榜するものである。
(※ちなみに「秘宝博物館」では、一般的な意味での〝秘宝〟を扱っているように誤解されかねないので名称は「珍宝博物館」とした)
欧米において〝性の革命〟が起きてより早や半世紀以上……
にもかかわらず、海外ではすでに立派な美術の一分野とされている「春画(※江戸時代のポルノ的浮世絵。大英博物館でも大々的な展覧会が催された)」の展覧会でさえ数年前にようやく実現されるなど、我が国においては「性愛」に対する偏見がまだまだ頑強に残っている。
しかし、考えてみてほしい。
「性欲」は食欲・睡眠欲と並ぶ人間の三大欲であり、生物として最重要の子孫を残すために不可欠な要素であり、人間という存在を語る上で欠かすことのできない大切な要素である。
「最近の若者の性は乱れている…」などと偉そうにのたまう輩もいるが、はっきり言ってそれは歴史を知らない無知なる者の妄言である。
「昔はもっと貞節で慎ましかった…」というのはごくごく近年、戦前のわずかな時間の限られた階層の人々の間での話であり、ずっと昔からそうであったかのように信じているのはまさにファンタジー。例えるならば、「ピラミッドは宇宙人が造った」というのとレベル的には同等である。
ちゃんと歴史を紐解いてみれば、江戸時代はむしろ今とは比べものにならないくらいに性におおらかで性愛文化の爛熟期であったし、近代以降もずっと後の時代まで、農村部や商家の内部では〝夜這い〟の風習が残っていたし、〝乱交〟と呼べるような奇祭が行われたりもするのだ(※それについては当サイト内の「日本性愛史」参照)。
だからこそ、当サイトでは大いに「性愛」について偏見なく語り、長い年月、人類が築き上げてきたこの「性愛」という文化についての理解を深めようと思う所存である。
Twitter: @tougenkyojin2em ※「桃源郷人Deuxieme」名義で呟いてます。
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